EOS Kiss X10i フィギュアの写真を撮影

 以前このブログでも紹介したEOS Kiss X10iでキャラクターフィギュアを撮影した写真の作例を紹介します。

 EOS Kiss X10iが生成するJPEGデータや、Digital Photo Professionalで現像したJPEGデータをWindows10のフォトで表示してBandicamで静止画キャプチャーしています。

キューズQ With you -みつめていたい- 1/7 伊藤乃絵美 Ver.2
実際の大きさは1/8くらいです。

EF 50mm F2.5 コンパクトマクロ
シャッタースピード 1/25秒
ISO 100
絞り値 F 7.1
ホワイトバランス オート

ブログでは縮小されてしまいますがドットバイドットの等倍だとこんな感じ。
全体だと少し暗く感じても、アップだとそうでも無い様に見えます。

トリミングしてない写真全体の構図はこんな感じ。

EOS Kiss X10iの画素数は2400万。
小さく全体を撮影した写真でも顔のアップの画像を切り抜いて作る事が出来ます。

 同じ撮影距離で焦点距離が異なるレンズを使って撮影した場合、写る範囲が変わるだけで、パース等は変わらいのを、本当かどうか検証してみました。

 靴以外の全身が写っているのが、EF 50mm F2.5 コンパクトマクロ 1/20秒

バストアップがEF 100mm F2.8 USM マクロ 1/15秒

EF 50mm F2.5コンパクトマクロで撮影した方はグレースケール。
EF 100mm F2.8 USM マクロで撮影した方を半透明にして、大きさや位置を調整して重ね合わせてみたらほぼ一致しました。

SEGA ラブライブ! サンシャイン!! スーパープレミアムフィギュア
津島善子 青空Jumping Heart


全高21cmくらい

EF 50mm F2.5 コンパクトマクロ
ISO 100
1/30
ホワイトバランス マニュアル
被写体-素子間の撮影距離 69cm

ブログではかなり縮小されてしいますが、ドットバイドットの等倍表示です。

EF 40mm F2.8 STM
ISO 100
F6.3
1/30秒
ホワイトバランス マニュアル
被写体-画像素子間撮影距離 68cm

アルター
魔法少女リリカルなのは The MOVIE 1st
フェイト・テスタロッサ 私服Ver.

EF-S 60mm F2.8 USM
ISO 100
F6.3
1/30秒
ホワイトバランス マニュアル

ヨハネとフェイトの色味が異なるのは、ホワイトバランス参照画像の違いによる物です。

オートホワイトバランスだと、写真に占める色によって写真全体の色味が変化します。

マニュアルホワイトバランスだと被写体による変化はありませんが、参照する画像によって色味が変化します。

EF 40mm F2.8 STM
ISO100
F9.0
1/20
WB マニュアル
撮影距離 84cm

グッドスマイルカンパニー
レーシングミク 2011 ver.
PVC製塗装済み完成品フィギュア

バンダイスピリッツ
Figure-riseLABO 初音ミクV4X

EF 50mm F2.5 コンパクトマクロ
ISO 100
F 7.1
1/20秒

レンズや設定は同じで、ホワイトバランスの参照画像を変更した作例。

EF 100mm F2 USMで撮影。

EF 100mm F2 USMで撮影した写真の等倍キャプチャー。
ブログではかなり縮小されてしまっている。

ホシノ・ルリ
ねんどろいどぷち
月刊アニメスタイル第4号付録

EF 100mm F2 USMで小さい物を撮影した場合、どんな感じになるのか試した所。

 照明は以前このブログで紹介したNEEWERのLEDビデオライトです。
 左右の斜め前からはSNL660で、上からはNL660アドバンスで光を当てています。

 背景は銀一オンラインで販売されているアトモスシリーズです。

 ワンダーフェスティバル2023[夏]の展示用に使った高演色LEDライトテープ(イベント展示用LEDライトを自作したで紹介したのと同じLEDテープ)を試した所、NEEWER の高演色LEDビデオライトよりは少し暗く、フューザーが無いので光の当たり方も異なりますが、色味は大きく変わりませんでした。
 LEDデーブを使ってライトバンクを自作すれば、ビデオライトよりはずっと安価で同じ様な撮影結果が得られると思います。

 LEDライトテープの電源はNEEWER SNL660のACアダプターを使いました。

 EOS Kiss X10iでは、EOS 5D MarkⅣやEOS Rシリーズと同様に、WiFi機能でパソコンと無線LAN接続によるEOS Utilityでのリモートライブビュー撮影が可能です。

 EOS Utilityでのリモートライブビューではパソコンに撮影データを自動転送できるので、撮影結果をパソコンで確認するのにSDカードを抜き差しする必要もありません。

 自分のWifi環境では、USBケーブルを使ったリモートライブビューに比べると、ライブビュー表示の遅延が大きく表示がカクカクだったり、撮影データの転送に時間がかかったりしますし、カメラとWifiアクセスポイントとの距離に比例してより酷くなりますが、USBケーブルを配線する煩わしさから解放さるのでかなり便利でした。

 EOS Kiss X10iではIEEE 802.11nのWifi規格に対応していて、カメラとWiFiのアクセスポイントの距離が近い程ライブビュー表示の遅延やカクカクや撮影データの転送速度が改善されるので、カメラ撮影用に2000円程度のアクセスポイントとして使える無線LANルーターを購入したいと考えています。

 EOS R3やEOS R5、EOS R6 MarkⅡと言った価格の高い新しい機種だと、EOS Kiss X10iよりも高速なWifi規格のIEEE 802.11acに対応しているので、環境を整えるとより快適になるのでしょう。

 EF 50mm F2.5 コンパクトマクロ

 キヤノンの公式サイトによると1987年に発売開始された昭和のレンズなので、モーターの動作音が激しかったりしますが、光学性能が優れているそうで、歪みが少なく解像感も良好です。

 2015年頃まで生産、販売が行われていたロングセラー商品なので、安くて程度の良い中古品が豊富で、新品や未使用品が売られている事もあります。

 EOS Kiss X10iでのフィギュア撮影でも相性が良かったです。

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