8K光造形機はHALOT-MAGE PROが良さそう

 どうもNimbusです。
 2023年5月現在では、トレジャーフェスタ・オンライン11と、ワンダーフェスティバル2023[夏]に向けての準備の真っ最中です。

 Formlabs Form3を使った感想の記事を書いた時点では、比較的低価格な光造形機はElegoo Saturn2が良いなあと思っていましたが、2023年のゴールデンウィーク時点ではSK本舗で予約受付中のHALOT-MAGE PROが気になっています。

 サムネイルの画像はCrealtiyの公式サイトのキャプチャー画像を元に作っています。

 光造形機とは液体の樹脂を紫外線で硬化させて、積み重ねて、形を作っていく、3Dプリンターの事です。

 個人が購入できる家庭用の光造形機が登場したのは2010年代に入ってからでしたが、業務用途だとかなり前から、スタンプやハンコを作ったり、機械などの部品の形状を検討するのに使われていた様です。

 私は2014年の年末に届いたKudo3D Titan1を皮切りに、Formlabs Form1+今まで使った3Dプリンターで紹介したXYZ Printing Nobel 1.0、FSL3D Pegasusu Touch、Formlabs Form2と5機種の個人向けに販売された光造形機を購入していました。

 CrealityはElegooと同様に早い時期から低価格の3Dプリンター製品を販売している中国の3Dプリンターメーカーです。

 Youtubeに投稿された宣伝用の動画はかなり凝っています。

 Youtubeの動画で確認する限り、HALOT-MAGEシリーズのカバーは、Form2やForm3同様の方式です。
 ElegooのSatrun2やSatrun8Kをはじめとして、低価格帯の光造形機のアクリルカバーは、上から被せる方式なので、カバーを本体から取り外した時の置き場所や、設置場所にはカバーを取り外す為にかなりの高さが必要なですが、HALOT-MEGEシリーズはそう言う煩わしさは無さそうです。

 HALOT-MAGE PROの電動ポンプとホースを使ったレジンの自動投入と自動回収機能に興味を惹かれます。
 HALOT-MAGE PROのレジンの自動投入機能はXYZ Printing Nobelシリーズの様に、電動ポンプとホースでレジンを吸い上げる方式の様です。

 レジンタンクからレジンボトルに戻す機能も備わったのが大きな特徴です。

 レジンボトルは筐体の外に設置する様です。
 構造的に、ホースが通せれば、どんな容器のレジンにも対応できそうです。

 SK本舗のHALOT-MEGA PRO商品ページよると、専用レジンを使った場合、1時間当たり最大で170mmの高さを出力出来るのが売りの様です。

 価格はSK本舗の他、サンステラでも88,000円と横並びですが、保証やサポートはそれぞれで異なる様です。

 レジンの自動投入機能が無いHALOT-MAGEはSK本舗だと6万円を切る59,400円で、アマゾンだとCrealityが57900円で販売中でした。

 Halot-Mageシリーズの出力出来る高さは230mmとSatrun2やSaturn 8Kと比べると低いものの、何れも機能を考えると魅力的な価格ですね。

 HALTO-MAGEシリーズを調べていた時にサンステラでFormlabs Form3+が2年保証付きで61万円くらいで販売されている事に気付きました。
 価格に表記ミスとかで無ければ2年保証品の中では今まで見た中で最安価だと思います。

 Formlabs Form3を買った時の記事を執筆した時点では、Form3+は3年保証で100万円を超、2年保証でも93万円近くまで値上がりしていたのと、消耗品も同様に相当値上がりしたので、Formlabs製品全般が個人には手に余る感じでしたが、消耗品もサンステラのForm3+本体と同じ様な調子で値段が安くなるなら、Formlabs Form3+はかなり有力な光造形機の選択肢になりそうです。

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