実体顕微鏡 対物補助レンズ

 以前紹介した実体顕微鏡用の対物補助レンズとリングライトマウントを買いました。

 今回購入した物は何れも実体顕微鏡用としては一般的な48mmネジの汎用品です。

 実体顕微鏡用の対物補助レンズにはいくつか種類がありますが、今回購入した0.5倍や0.7倍と言った低倍率の対物補助レンズは、観察対象の距離を大きく取る事で広い視野を確保出来ます。

 購入した対物補助レンズは0.5倍0.7倍です。

 フィギュアの顔パーツを筆塗りするなら、10×20(10倍、視野数20)の接眼レンズと0.7倍のレンズ、0.67倍ズームの組合せ(倍率は4.69)で丁度良い感じです。

 レンズと観察対象までの距離は120mmと距離があるので作業もし易そうです。

 0.5倍の対物補助レンズを取り付けた時の実体顕微鏡全体ははこんな感じです。

 レンズの表面から、観察対象まで165mmとなります。

 接眼レンズがかなり高い位置になるので、利用するには設置場所などの工夫が必要そうです。

 10×20の接眼レンズと、0.5倍の対物補助レンズを取り付けて、0.67倍ズーム、合計倍率3.35倍で1/3ドールヘッドを覗いた視界はこのような感じです。

 実用上は問題無いとは思うのですが、視野がもう少し広ければと言う残念感はあります。
 接眼レンズの視野数が大きければ解決しそうです。

 リングライトの必要性は感じていないのですが、リングライトマウントは数百円程度と安価だったので、対物補助レンズと一緒に注文しました。

 安いだけあって、プラスチック製の簡素な作りの物ですが実用には問題無さそうです。

 48mmネジが切ってある対物補助レンズのフードにも取り付ける事も出来ます。

 リングライトは取り出すのが面倒なので、まだ使っていません。

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