真空脱泡機を自作しました。

 2016年から真空脱泡機を使っていますが、2020年10月から12月にかけて、大幅に更新しました。

 動作確認の様子を撮影した動画をYoutubeに投稿しました。

 上の写真は今まで使っていたアルミ寸胴を利用した自作真空槽とタスコTA150XXを使った自作真空脱泡機と、既製品のアクリル製の真空槽。

 4月に排気用のオイルフィルターを更新して、今回真空槽と真空ポンプも更新したので今年は真空脱泡機を全て更新した事になります。

 今回更新した真空脱泡機の真空ポンプは、中古購入した、エドワーズ油回転ポンプRV12です。自作真空脱泡機では一般的なエアコン取付用の真空ポンプとは異なり、真空槽にも使う汎用品です。


 真空槽(真空チャンバー)は24mm厚の木の板で自作しました。

 真空槽を木材で自作しましたでも解説しています。

 真空槽の蓋は20mm厚のアクリル板をヒンジで固定して、アマゾンで購入したロック機能付きのハンドルて、片手で操作出来る様にしました。

 真空槽の大気開放部分はSMCのデジタル真空計ZSE30A-01-C-MLとコガネイの真空電磁弁V200を取り付けています。

 Arduino4チャンネルのリレースイッチを内蔵したコントロールボックスは、真空ポンプと電磁弁を制御する事で、真空ポンプの始動から大気開放、終了時の記録を、ボタンを押す事で自動的に行う為の物です。

 エドワーズ油回転真空ポンプRV12自作木製真空槽大気開放部分とコントロールボックス、何れもインパクトの大きな物だったので、それぞれ別記事で詳しく紹介したいと思います。

3件のコメント

  • はじめましてこんにちは。
    凄く参考になりました、
    私も自作で真空脱泡用の箱制作してまして、アクリル板で今悩んでいます。
    箱、長さ内寸680角でして長いのでボコってアクリル板がいかないかなーと思っています。
    20mm厚が良いのか25mm厚にしようか考え中でして💦
    25mmだと高いしー
    私の場合、ウッドレジンとか制作してましてわりと高さがない箱で作りました。
    ご指導お願いします。

  • この記事で作った400mm角のアクリル板を使った物が今まで作った中で最大なので、それ以上の物だとどの程度の厚みが必要なのか全く見当が付きません。

    面積に比例して力が掛かるのと、アクリル板は自重があるので、のぞき窓部分のみ厚手のアクリル板を検討したりしてました。

    • ありがとうございます。
      そうなんですよね。平面積が広いから難しいところです。
      脱泡機内で支柱ところどころ立ようかな。
      のぞき窓部分のみ厚手のアクリル板ありですね。参考になりました。

1件のピンバック

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