FEELWORLD FW568 V2 5.5インチモニター
どうもNimbusです。
FEELWORLDの5.5インチモニターFW568 V2を購入しました。
デジタルカメラの撮影時の確認用モニターとして販売されている物です。
FW568は4K入力と表示にも対応している様です。
FW568は色々な種類がある様なのですが、私の購入したのはフルHDのIPS液晶のFW568 V2です。
アマゾンでの商品名には「1920X1152」と記載していますが、商品説明では「1920X1080」となっているので、恐らく商品名の方が誤記だと思われます。
私は屋内でしか使わない予定なので、外箱に入れてたままで写真を撮影していませんが、屋外で利用する際に便利な、FW568専用のモニターフードも付属しています。
15.6インチでフルHDのCintiq16だと、ドールやフィギュアのアイデカールを実寸近くで縮小表示するのには、解像度が全然足りないので、出来るだけ小さく、高解像度で表示出来るディスプレイが必要と感じ、調べた範囲では、5.5インチでフルHD表示出来るFW568 V2が比較的安価だったので購入しました。
FW568 V2には入力されたHDMI信号を素通しする、スルーパスのHDMI出力を備えているので、HDMIケーブルの買い足しだけで2画面で作業できます。
HDMIスプリッターを使って2画面化しても良いでしょう。
電源入力端子付近には「DC IN 12V」と印字されているので、DC12V 3AのACアダプターを別途用意しました。
ACアダプターのDCブラグが短いとFW568 V2のDCジャックから抜けやすいので、プラグ部分が長めのACアダプターにすると良いと思います。
左の一般的な9mm程度の長さのDCプラグでは抜けやすいのですが、右の様にほんの少し長いDCプラグだとしっかりと固定されます。
長さだけでなく、ブラグ外径の微妙な違いによっても抜けやすさは違ってくる様です。
FW568シリーズ共通のWebマニュアルによるとFW568はDC7~24Vに対応しているので、センターブラスの外径5.5mm、内径2.1mmのACアダプターであれば、大抵の物で使えそうです。
以前だと、専用品の様に、特定の電圧のACアダプター以外では動作せず、間違って電圧の高いACアダプターを取り付けると壊れてしまう事もあるのが普通でしたが、最近は、パワー半導体を使った電圧レギュレーターを内蔵して、幅広い電圧に対応して、他の機器用のACアダプターが流用出来る機器が増えています。
Cintiq16とFW568 V2では発色には差があるものの、好みの範疇だと思います。
FW568 V2を本来の用途のカメラ撮影に使ってみた際の様子。
FW568 V2に付属しているステーを使ってカメラのホットシューに固定した場合、画面が微妙に傾くので、今一感はあります。
多少傾いていてもカメラ本体のモニターよりも視認性はずっと良いので、動画撮影、写真撮影どちらにも便利です。
ステーは金属製なので傾きの修正は可能だと思います。
取付用の1/4ネジを使って好みのプラケットなどを使う物なのかも知れません。
FW568 V2は2009年4月に発売されたEOS Kiss X3でも問題無く利用出来ました。
FW568 V2の裏面。
電源はDC入力だけでなく、キヤノンLP-E6NやソニーNP-F970と言った充電池で給電して使う事も出来る様です。
1/4ネジ穴の基部はビス止めされています。
FW568のWebマニュアルによると、1/4ネジ穴の基部はネジによる脱着でモニター下側に移設する事が出来る様です。
各社から発売されているホットシュー用の1/4ネジアダプターが使えます。
「イベント展示用LEDライトを自作した」の記事で紹介したUSB PD対応のモバイルバッテリーエレコム DE-C34-20000BKとDC12Vのトリガーケーブルとの組み合わせでもFW528 V2は問題無く動作しました。
FW568 V2下部に設置されているDC8.4Vの外部出力に対応するDCコネクター。
デジタルカメラのACアダプター用カプラーを取り付ける事で利用できる様です。
8.4Vの出力電圧から判断すると、FW-568 V2にDC12V以上で電力を給電した時にだけ使える機能の様に思えます。
EOS Kiss X10iの純正ACアダプターとして、AC-E6NにDCカプラーDR-E18を取り付けると、DR-E18の出力端子からは8.4Vの電圧が出力されるみたいなので、FW568 V2のDC出力にDR-E18を取り付けてEOS Kiss X10iを動作させる事が出来る筈です。
DR-E18が手に入れば試してみたいと思います。
USB PD対応のモバイルバッテリーやDC12VのACアダプターの電源だけでFW-568 V2とデジタルカメラの組合せを動作させられるみたいなので、幅広い撮影スタイルに対応出来ますね。
FW568 V2と価格帯の近いPortkeys PT5は1/4ネジ穴が本体下に固定で、横にネジ固定は出来ないみたいなのと、カメラ用のDC出力が無いのは残念ですが、Portkeysのサイトでの商品説明によるとFW568 V2の5.5インチ液晶よりも更に小さい5インチのフルHD IPS液晶で、視野角は178度とやや広く、表示性能では優れていそうなので、ドールアイやフィギュアのアイデカール製作用に試してみたいと考えていて、Amazon.co.jpの公開している欲しい物リストに登録しています。
まとめ
FW586 V2は性能的にも機能的にも満足している。付属ステーの精度が今一なのが残念。
ドールアイやフィギュアのアイデカール製作用には5インチディスプレイのPortkeys PT5を試してみたい。
2件のピンバック
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