うーぱーぐらふぃくす Huカードのリッピング
うーぱーぐらふぃくすのHuカードのリッピング機能を紹介します。
うーぱーぐらふぃくすで、CD-ROM^2ソフトを使う様に、Huカードを使えないかと思ったら、うーぱーぐらふぃっくすにはHuカードのROMをリッピングしてイメージ化し、イメージファイルをマルチメディアカードや、互換品のSDカードに記録して、CD-ROMソフト同様にプレイする事が出来ます。
今回はHuカードのリッピングから、イメージファイルでのプレイ方法と、走査線の疑似表示機能を紹介します。
今回紹介する内容は、動画にして、Youtubeに投稿しています。
Huカードのリッピングは、USBで接続したうーぱーぐらふぃくすで行えます。
USBケーブルはミニBタイブで、うーぱーぐらふぃくすには付属してないので、用意する必要があります。
リッピングす対象のHuカードをPCエンジン本体に取り付け、電源を入れ、USBケーブルでパソコンに繋げます。
リッピングはCD-ROMイメージを転送に使ったうーぱーぐらふぃくす専用ソフトで行います。
起動には、「管理者から実行」を忘れない様に注意しましょう。
Huカードのリッピングは「sub com」のタブで行います。
Huカードをリッピングして生成したROMイメージのファイル名を、フォルダーを参照して、指定します。
生成されるROMイメージはpce形式です。
Huカードの種類をリストから選択します。
CD-ROM^2システムカードや、ポピュラス、ストリートファイター2以外は、初期設定で良いみたいです。
dumpボタンをクリックすると、リッピングを開始するのですが、うーぱーぐらふぃくすとの接続ポートが異なっていると、エラーが出ます。
この場合、適切なCOMポートへの変更が必要となります。
接続ボートの変更はリスト選択ではなくキーボードからの入力です。
私のパソコンではCOM4でした。
うーぱーぐらふぃっくすの接続ポートは、デバイスマネージャーから確認出来ます。
画像はうーぱーぐらふっくすをパソコンに接続する前と後です。
USB Serial Port(COM4)が追加されているのが確認できます。
ポート番号は一桁なので、数字を順に入力して、ダンプボタンをクリックした方が手っ取り早いとは思います。
生成したpce形式のROMイメージを、MMC(マルチメディアカード)やその互換品のSDカードへ転送する方法は、CD-ROMイメージと同じ、「Writer」タブで行います。
CD-ROMイメージと一緒に転送する事も出来ます。
詳細はCD-ROMの記事を参照してください。
うーぱーぐらふぃっくすでSDカードを読み込み、起動したいHuカードのROMイメージにカーソルを合わせ、RUNボタンを押すと、HuカードのROMイメージから起動します。
CD-ROM^2システムカードも動作します。
システムカードにカーソルを合わせて、Ⅰボタンを押し、プレイしたいCD-ROMイメージにカーソルを合わせて、RUNボタンを押すと、システムカードが起動するので、更にRUNボタンを押すと、CD-ROMイメージが読み込まれ、起動します。
Huカードのリッピング機能に関する説明は以上です。
レトロゲームを対象にした、HDMI用スキャンラインジェネレーターの存在を知りました。
PCエンジンが現役の時代は、テレビもゲーム機もブラウン管が主流だったので、スキャンラインジェネレーターは、HDMI出力信号に、疑似的に走査線を加えて、ブラウン管表示の雰囲気を楽しむ為の物です。
うーぱーぐらふぃくすにも走査線を疑似的に表示する。機能がありました。
うーぱーぐらふぃくすの設定画面で「SIMULATED SCANLINES」をONにすると、疑似的に走査線を表示する事が出来ます。
PCエンジン本体の動作確認時に、通電はするものの動作しなかった、CD-ROM^2システムのCD-ROMドライブの、代替ギアが届いたので交換してみました。
問題のギアは黄色く変色し、少し触っただけでボロボロに崩壊しました。
Eリングの取り外しと取り付けが一番手間取りました。
ギアの交換後、微動だだにしなかったCDが、ほんの少し動く様になりましたが、本格的には回転せず、読み込み出来る状態にはなりませんでした。
故障個所が他に有るのだと思うのですが、故障個所や修理方法が皆目見当が付かず、手詰まりとなりました。
似た様な症状での修理例が見つかれば、真似してみたいと思います。
ちなみに「うーぱーぐらふぃっくす」と「っ」をいれているのにはこだわりがあるのでしょうか。
ご指摘ありがとうございます。
勘違いしていたので修正しました。