今使っている iPad Pro 12.9インチモデルは 第2世代
昨日掲載したApple Pencilの充電器の通り、現在使ているのは2017年の年末に購入した第2世代のiPadProです。
それ以前は第1世代のiPadProを使っていました。
PC版のKindleでは必ず左右に帯が付き、Surface Pro3で全画面表示が出来ないのが不満だったのとApple Pencilがどんな物か実際に所有して確かめたいと思い、一番安い32GBを購入した物です。
現在使っている2017年発売の第2世代は第1世代と外観の違いは無く、ケースもそのまま使えました。
iPad Pro 12.9インチのサイズ感はこんな感じです。
iPadProとSurface Pro3でのKindleアプリでの表示エリアの違いは写真の通りで、左からiPadPro、Surface Pro3の順。
Windows10用Kindleアプリでは、左右にページをめくる為の帯が付いて、元々画面サイズが若干小さかったSurfacePro3は更に表示エリアが小さくなっています。
iPadProはKindleの表示は丁度良く、動作も快適で、モデリングの為の画像や映像資料を見るのにも便利で、FGOやアズールレーンと言ったスマホ向けゲームもノートPCクラスの画面で出来ると言う具合に、自分の使い方には丁度良く、気に入って使っていたのですが、32GBの容量は手狭になったので、容量の拡大を主目的に、一昨年の年末時点では現行型の256GBに買い替えた次第です。
処理能力が向上しているそうなのですが、その点はあまり大きな違いを実感できませんでした。多分第1世代のiPadProの容量が128GBだったら、今でも使っていたと思います。
第3世代のiPadProに対応する、無線充電できる第2世代のApple Pencilには興味がありますが、第3世代のiPadProはシルバーモデルでもベゼル部分が白いのと、フェイスIDが気に食わないのと、値段にも割高感があるので、将来的には別として、今すぐに買い替えると言った予定はありません。
下の動画は現在使っているiPadPro第2世代でFate/Grand Orderをプレイした時のキャプチャー動画をYoutubeに投稿した物です。
iOSの録画機能を使って録画したのですが、音質があまり良くなく、出力ファイルでは激しく音ズレしているので、filmora9で編集しました。
アズールレーンをプレイした様子がこちらです。
FGO同様に音ズレをfilmora9で調整しています。
一番の特徴のApple Pencilの描き味は、比較的安価な液晶ペンタブレットの様な沈み込みは無く、硬質で、ワコムのペンタブレットからの違和感は全くありませんでした。
ただ、PCで使うペンタブレットの様なカーソルは表示されないので、それには慣れず、自分は使いこなせていません。
PCのペイントソフトやフォトレタッチソフトは、カーソルでブラシサイズが視認できるのですが、iPadProではカーソルが表示されないのでそれが出来ません。又、Cintiq 22HD TouchからCintiq 16に買い替えたものの、iPad Proの画面や描画エリアはCintiq16より更に狭いので自分には使い辛いです。
何れの難点も人によっては問題無いと思いますが、自分にはパソコンと液タブの方が作業性はずっと上で、iPadProはその代替品にはなりそうもありません。
Duet DisplayでWindowsパソコンの液晶ペンタブレットの様な使い方が可能です。
「様な」と書くのは、実用性に乏しい為です。
iPadProはハード的にはUSB3.0なのですが、ソフト的にはUSB2.0までしか対応してないとかで、使うソフトによっては遅延が無視できない程大きくなるのと、画面の色表示が減色される上に、不安定で長時間の作業には耐えられないので、ライトニング端子からUSB Type-C端子に変更された、現行のiPadProだと事情が違うのかも知れませんが、少なくとも自分が第2世代のiPadProで試した範囲では実用性はありません。
iPadProが実用的なMacの液晶ペンタブレットとして使える、AstroPadが登場した当時は、iPadProで廉価な液晶ペンタブレットとしての役割を期待したのですが、仮に、遅延が液晶ペンタブレットと同様で、フルカラー表示出来る様になり、安定性も高まり、カーソルが表示される様になったとしても、XP-Penの液晶ペンタブレットが十分実用的であり、一番安いiPadProの12.9インチモデルよりも安価に、Cintiq Proシリーズの描き味を実現した、Cintiq16が登場した現在では、iPadProを液晶ペンタブレットとして使わなければならない理由が見当たりません。
Core i9 9900KパソコンにiPadProを接続して、DuetDisplayで表示した時の映像を撮影したのでYoutubeに投稿しました。
筆圧感知が機能しないのは、Cintiq 16使っている為みたいないなものの、SAI2でこれなので、色々なエフェクトを使うClip Studioだと使用は絶望的ですね。
iPadProは文章作成等にも向かない感じです。
iOS自体、日本語入力が今一つで、WindowsやAndroidに対応したBluetoothキーボードは使えない事はないのですがキーの中にはアサインが異なっている物があり、純正キーボードはそんなに入力し易い物では無いしで、現状ではiPadProで文章作成はかなり厳しいですね。
iPadProはiPhoneと同じiOSデバイスの為、パソコンの代替にはならず、ApplePencilも使い勝手の面で期待外れな部分もありますが、Kindleアプリを使ったり、たくさんある中の資料を表示する用途では有用で、iOS対応ゲームをノートパソコン並みの画面サイズで出来、外出時のブラウジングにも十分使えるので、13インチや15インチでアスペクト比が3:2や4:3の軽量Androidタブレットが登場しない限りは、iPadProは当分使い続けると思います。