EOS 1DXとEOS Kiss X9iなどとの撮影比較

 2020年5月時点では、2世代前となる、キャノンブラッグシップ機EOS 1DXと、以前から使っていたEOS Kiss X9iなどとの、比較を行います。

 私が撮影する写真の主な用途は、自分のフィギュア作品や、購入品を、SNSやブログに掲載したり、ガレージキットのラベルや、L版に印刷する事です。
 私の写真の用途に合わせて、自室で、固定したカメラによる、静物撮影の比較を行いました。

 マックスファクトリーのPVC完成品フィギュア、長門有希を、普段、気軽に撮影する、机の上に置き、EOS 1DXEOS Kiss X9iEF 100mm F2.8 マクロ USMを取り付けて撮影比較してみました。

 撮影距離を揃える為に、ベルボン クラップキットⅡとSLIK スライディングアームⅡの組み合せでカメラを固定しました。
 三脚穴とレンズまでの距離がカメラによって違うので、高さは調整しています。

 どちらも等倍の画像を、フルHDサイズに切り取った物です。
 ブログ上では確認し辛いかもしれませんが、ISO1600時の、ノイズ耐性や肌のグラデーションの具合は、流石フルサイズと言った所です。

 被写体が同じくらいになる様に、トリミングしてみました。

 撮影ブースに設置した、ワンダーフェスティバル2020冬の新作だった、Fate/Grand Order エレナ・ブラヴァツキー(キャスター)VER.2をISO100の低感度、スローシャッターで、EOS 1DXEOS Kiss X9i、EOS Kiss X3、EOS 40Dで撮影してみました。

 等倍画像をフルHDでトリミング。

 被写体が同じ様な大きさになる様に縮小してトリミング。

 ネットに画像を掲載したり、ラベルや提出写真で印刷する用途だと、私には、印象を変える程の差は感じられませんでした。
 撮影環境を選べない事の多い、動体撮影では、カメラの性能が撮影結果に大きく影響するのだと思いますが、ネットに投稿する、静物撮影の場合は、カメラの違いは、あまり影響しない様です。

 イベント会場等での撮影や、大きな印画への印刷には、EOS 1DXの高感度性能や、高画質がが生かせると思うのですが、自宅などで時間制限なく撮影できる環境で、ネットに掲載する為の、模型やフィギュア撮影だと、EOS Kiss X9i の様な、APS-Cセンサー機の写りでも、十分満足できそうです。

 今回と同様の比較を含むEOS 1DXの動画をYoutubeに投稿しています。

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