160系カローラフィールダーに応急タイヤを搭載した。

最近の車は、応急タイヤや、スヘアタイヤ、テンパータイヤではなく、パンク補修液と簡易コンプレッサーの組み合わせの、パンク応急修理キットが標準搭載されている事が多くなっています。
160系カローラフィールダーも、アクシオ共にパンク応急修理キットが標準装備となっていて、 120系カローラでは標準装備だったテンパータイヤはメーカーオプションとなっています。
先日中古購入したカローラフィールダー(DAA-NKE165G)も例に漏れずパンク応急修理キットが搭載されていました。
パンク修理キットではダメな理由
応急修理キットで応急修理したタイヤは、一時的に走行できるだけで、修理は出来ません。
パンク応急修理キットは液剤を注入してタイヤの穴を塞ぐ事で、一時的に走行を可能にする物です。
パンク応急修理キットで修理したタイヤは、ディーラーや修理が出来る店に自走する事は出来る程度で継続的に利用できる物では無く、継続的に利用する為の修理は出来ないので、出来るだけ早めに交換しないとなりません。
店によってはパンクした1本のタイヤだけを交換してくれる店もあるとは思いますが、安全性を考えると、交換は最低でも左右2本で、出来れば4本同時にタイヤ交換した方がよいでしょう。
私はそれは嫌なので、応急用タイヤ(テンパータイヤとも呼ばれます)を搭載する事にしました。
160系カローラフィールダーの応急タイヤは何処で買えるのか。
新品のスペアタイヤは、トヨタ系のディーラーやジェームスで注文購入する事が出来ると思います。
安い中古品のスペアタイヤはYahooショッピングで販売されています。
160系カローラフィールダーに対応する応急用タイヤは、160系カローラ・アクシオや、初代アクア、3代目ヴィッツ用と共通なので、そちらを購入するのもよいでしょう。
私は、中古品を扱っているタイヤ店を幾つか回ってはみたのですが、何れの店も、新品、中古共に、スペアタイヤの類は取り扱っていなかったので、結局ネット通販店で購入しました。
スペアタイヤを搭載するのに必要な物

応急タイヤを固定する為のボルトと、クッションのゴムはトヨタ系のカーショップジェームスで注文して購入しました。こちらは1,500円程でした。
ジェームスで品番を確認の上、取り寄せて貰いました。
スペアタイヤの積み込み


パンク補修キットの発泡スチロールは、先日取り外そうとしたら、しっかりと固定されている感じでしたが、気温の上昇で両面テープが弱くなったのか、あっさり取り外せました。
底には固定ボルト用のネジ穴が有りました。

試しに応急タイヤを置いてみました。
120系カローラフィールダーではこの向きでしたが、160系カローラでは固定ボルトが短いので、この写真の状態は裏向きでした。
応急用タイヤは160系カローラフィールダーに搭載されていた純正品です。

こちらが正しい向きでした。

パンク補修キットを固定していた両面テープの位置に、ジェームスで購入したクッション用のゴムを貼り付けます。

タイヤを置き、ボルトを締め、ジャッキと折り畳み式のクロスレンチをウエスに包んで動かない様に配置しました。

トレイも問題無く収まり作業は終了です。
まとめ
スペアタイヤの代りにパンク応急修理キットを搭載するのは軽量化の為らしいですが、普段使いする実用車でスペアタイヤ程度の重量を軽くしても意味が有るとは思えません。
パンクする可能性が高いのは駆動輪でもある前輪なので、その場合、後輪の健全なタイヤと交換する必要があり、タイヤ交換が自力で出来ない人だと、JAF等のロードサービスを呼んでレッカー移動する事になると思います。
タイヤ交換が自力で出来る人なら、タイヤ修理キットよりも、テンパータイヤやスペアタイヤに交換する方が方が手っ取り早いと思います。
新車購入時であればディーラーオプションでスペアタイヤを注文した方が良いとおもいます。
今回紹介したカローラフィールダーの様に中古車でパンク修理キットしか装備されていない場合、ディーラーや店頭で新品のスペアタイヤを取り寄せたり、Yahooショッピングの様にネット通販で安い中古品を入手して、応急タイヤを搭載しましょう。
スペアタイヤを積んだため
パンク応急修理セットのポンプは積んでいないのですか?
不要なので積んでません。
私もフィルダー(160系)に乗っています。
スペアタイアの搭載をしてみようと思います
参考にさせていただきます。