クレオス Mr.エアブラシ カスタム 0.18mm PS770の細吹き性能は脅威的だった

 2020年元日に、年末に購入したクレオスのエアブラシが届きました。
 配送業者の方に頭が下がります。

 購入したのはクレオスでは最上位モデルとなるMr.エアブラシ カスタム0.18 PS770です。
 今使っているエアーブラシでは、細噴きが全くできない訳ではないものの、かなりし辛いので、エアーブラシを変えたら良くなるのかも知れないと思い調べてみたら、「模型用だとクレオスの0.18mmが鉄板」と言うのを見たので、購入した次第です。

 PS770は発売当初から存在は知っていた物の、誰が何の目的で使うのか、全く分からず、自分には縁遠い製品だと思っていましたが、後述の通り、まさに自分にこそ必要な物でした。

 後継モデルとなるPS771がもうすぐ発売されるみたいですが、実際の発売が何時になるのかは分からないので、気にせず購入しました。

 クレオスでは最上級機種で、価格は3万円。「上級者向け」である事も記載されています。

 箱の裏。
 0.18はノズル径の0.18mmからみたいです。

 ボディの仕上げは鏡面仕上げでは無く、つや消しになっています。

 今迄使っていたエアーブラシにはない物としては、エアー調整とニードルアジャスターの目盛が挙げられます。

 ニードルアジャスターには数字が振って有り、ニードルの後退量をどこまで制限しているのか、一目で分かる様になっています。

 エアー調整はカップの下なので、カップから垂れた塗料が付着しそうなのが難点ですが、エアーの微調整にはとても便利です。

 カップの容量は10ccと、0.2mm以下のノズル径を備えるエアーブラシとしては大きな物となっています。

 今まで使っていたエアーブラシとは、外観が大きく違うので、そうそう間違えないとは思うものの、念の為に、以前紹介した印字面をラミネートコート出来るラベルプリンターで、ノズル径を示す「0.18」を印字して、貼り付けておきました。

 0.2mmノズルのタミヤ HGトリガーエアブラシ スーパーファインと比較してみました。
 色の為、写真では分かり辛いので補正を掛けた画像も掲載しました。

 実売価格が倍位違うだけあって別物でした。

 タミヤの0.2mmだと塗装に適切な濃度であっても、細噴きしようとすると、ノズルがすぐに詰まってしまうのですが、同じ塗料をクレオスの0.18mmに移して使うと、問題無く細噴きが出来ます。

 トリガータイプのスーパーファインが登場する以前は、ボタンタイプのHGスーパーファインを使っていました。
 これは有名なフィニッシャーさんも使っているので悪い物では無いと思うのですが、トリガータイブと体感できる様な性能差は無かったので、HGトリガーエアーブラシスーパーファインが、PS770程の性能が無いのは、プッシュボタンタイプとトリガータイプの違いでは無い様に思います。

 タミヤの0.2mmで細噴きが上手く行かないのは、普段細噴きをしない物だから、「塗料の濃度や、エアー圧等が適切ではないのだろう」と考えていましたが、それは勘違いで、エアーブラシ側の問題でした。
 価格帯の違い等からも、作りが根本的に違うんだと思います。

 細噴きはエアーブラシの性能に依存する事と、Mr.エアブラシ カスタム PS770は模型メーカーが販売するホビー用のエアーブラシとしては非常に高価な部類となっていますが、価格相応の性能を有している事が分かりました。
 面積の大きな部分の塗装では、使い慣れたHGトリガーエアブラシと大きな差は出来ないと思いますが、細かいグラデーションだと塗り易さが全然違うので、今後はPS770を積極的に使って行くと思います。

 PS770よりも良い物となると、エアテックスのインフィニティや、アネスト岩田のCM-CP辺りになるんだと思います。

 エアテックスのインフィニティはノズル径0.15mmで国内で手軽に入るエアーブラシとしては最小径のノズルを持つ製品で、粒子感もクレオスよりは上回るみたいです。
 2万円代後半と、クレオスの0.18mmよりワンランク上の価格帯ですが、選択肢としては悪く無いと思います。

 アネスト岩田のCM-CP2は、ノズル径は0.23mmと大きいものの、粒子感はエアテックスのインフィニティを上回り、使い勝手も良いそうです。
 ネット通販の最安値でも4万円台後半と、PS770の倍以上の実売価格が大きなネックですが、是非とも入手してみたい一品です。

 トリガータイプのエアーブラシでもプッシュボタンタイプのエアーブラシと同様の性能が出るのであれば、高性能なトリガータイプが欲しい所です。