ダウンロード販売しているスキャンデータを買ってみた。
アーティスト向けの解剖学の本、Anatomy for Artists: A visual guide to the human formをアマゾンで買ってみたら、紙の表紙に紙シールが貼り付けられていました。
シールは簡単に剥がせるタイプの物ではありませんし、表紙はコーティングされていないので、ペーパーソルベントを使って綺麗に剥がせるかどうか判断が付きませんでした。
背表紙の上下の角も潰れていました。
本の内容は悪くなかった物の、中古品とは言え、5,000円以上する本でこれは無いかなあと思い返品しました。
同時に注文して別に届いたレプリカントEX8はシールの貼り付け等は有りませんでした。
去年、となりの原型師 2巻のアウトレット品を買った時も同じ様な感じでした。
大判の本は電子書籍の方が良いのですが、Anatomy for Artists: A visual guide to the human form電子書籍版が出ていませんでした。
解剖学や人物デッサンの本は幾つも買ってますが、欲しいアングルとは微妙に異なるが常なのが不満点でした。
海外の文化財などのスキャンデータが無償公開されていいたので、ダウンロードしてWindows10の3D BuilderやZBrushで見ていたら、中々参考になるのが分かりました。
人物のスキャンデータはどうだろと探してみた所、3D Scan Storeでセールが行われていたので比較的安価なスレンダーな女性モデルのセットを購入してみました。
イギリスが拠点みたいなので、カートに入れると、20%の付加価値税が加算されます。
日本から海外のデジタルコンテンツを購入する際には、付加価値税や消費税は非課税なので、アカウント登録して、ログインしてからカートに入ると、付加価値税が加算されず、27ポンド(日本円だと大体4000円ちょっと、カード手数料を含めると、4,150円くらい。)で購入できました。
ファイルはFBX、OBJ、ZTLの3種類です。
ZTLは一つのファイルに全てのスキャンデータが纏められています。
椅子や棒は別Subtoolとなっていました。
スキャンデータは2段階のSDivレベルを持ち、SDiv1だと10万ポリゴン程度です。
腕を上げた時の肩の様に、複雑な物も、好きな角度から観察できます。
Live Booleanを使えば、断面の確認が容易に行えます。
スキャンデータは体の構造を把握するのにとても有効な参考資料だと感じました。