アルティマ5 タイムラグの無いスイッチを取り付けた


以前このブログでも紹介した、アルゴファイル(ARGOFILE)の電動やすり、アルティマ5(ARTIMA5)は、回転数を調整するボリュームスイッチが電源スイッチを兼ねているので、回転数を一定にしたままON/OFFが出来ません。

アルティマ5の回転数を固定したまま、電源のON/OFFを行うには、ACアダプターのコンセントプラグにスイッチ(写真はGoot PC-40)を取り付けるのが一番手っ取り早い方法ですが、スイッチを入れてから動作するまでに、タイムラグが発生します。人によっては気にならない物なのですが、私はとても気になってしまい、作業に集中できません。
これはACアダプターの特性らしく、使用するACアダプターによっては、タイムラグを大幅に減らす事も可能そうなのですが、ACアダプターの選定や購入、プラグの変換等を考えると、手軽ではなさそうです。

そこでアルティマ5とACアダプターの間に中間スイッチを設けてみました。
中間スイッチの取付は、アルティマ5を入手した2019年5月の時点から考えていましたが、実際に中間スイッチの取付を行ったのは、2020年7月でした。



ボークス ビルドマスターEVOのフットスイッチは単純なON/OFFスイッチで、コンセントプラグでの接続だったので、先ずはこれの利用できる、中間ケーブルを作る事にしました。
ボークスのビルドマスターEVOはアルゴファイルのOEM品だそうで、フットスイッチはスターライト用と同じ物の様です。


アルティマ5のACアダプターは音声信号用の3.5mmモノラルプラグと同じ規格みたいなので、中間スイッチが取り付けられる、3.5mmモノラルプラグの延長ケーブルを自作する事にしました。

コンセントプラグの接続は、パソナニックのコードコネクターを使っています。

音声用のケーブルは、電源用には細くて頼りないので、ケーブルはホームセンターで購入した0.5sqの平行ケーブルを使いました。
コネクターのケーブルガードに何とか通る太さなので、0.3sqの方が良いかもしれません。

フットペダルの取付は、コンセントプラグで行う方式なので、対応する手元スイッチも自作してみました。
手元スイッチはリモートスイッチ、コンセントプラグ、ケーブルの三点で作れ、材料代はフットへダルよりもずっと安く、アルティマ5を固定して使う分にはこっちの方が使い易いかもしれません。
中間スイッチを使った時の映像を収めた動画をYoutubeに投稿しているので、そちらも是非ご覧ください。