CLIP STUDIO TABMATE

 CLIP STUDO PAINT EXを導入したので、純正左手デバイスのTABMATEも購入しました。

 左手デバイスは、実用上は普段使っているRazer Tartarus Proで問題無いのですが、TABMATEは登場時から興味があったで、購入してみました。

 TABMATEは汎用品ではなく、CLIP STUDIO PAINT(以下クリスタ)向けの専用品です。
 設定はクリスタ上で行います。

 社外品のソフトを使えば、クリスタ以外でも利用できる様ですが、メーカーが想定していない利用方法なので、自己責任となります。
 私の場合、クリスタ専用の入力装置が欲しいと考えてTABMATEを購入したので、今の所は社外品のソフトは導入していません。

 TABMATEにはCLIPS STUDIO PAINT DEBUTのライセンスも付属していました。

 SAIの様な使い方で一枚絵のイラストを描くとか、Youtubeのサムネイルやブログのアイキャッチ画像を作ると言った用途であれば、TABMATEを購入するだけでも十分使えると思います。

 Bluetoothでの無線接続のみなので、充電や通信の為のUSBコネクターはありません。
 私は紛失防止や接続の信頼性から、入力デバイスは有線接続の方が好みなので、上下にUSB-Cコネクターを配置して、有線で使える製品も欲しい所ですね。

 電源は単三電池です。
 マンガン電池が付属しているのですぐに使えます。
 同梱がマンガン電池なので、電池の消耗はかなり少ないのかも知れません。

 ナショナルが廃止されて随分経つ筈ですが、このデザインでパナソニックなのは、いまだに慣れません。 

 インジケーターはLEDランプ一つです。
 赤と青のLEDを使っているみたいで、赤、青、紫に表示されます。

 電源のON/OFF時は紫色に点灯したり、点滅したりします。

 キー割り当ての異なるモードに応じて、赤、青、赤点滅、青点滅の四種類に表示が変わります。
 自分の場合、キープロファイルを切り替えて使う事は無いと思うのですが、点滅はかなり気になってしまうので、LEDで表示出来る色の種類を増やし、常時点灯の方が良いと思います。

 ペアリング中は赤青交互点滅の様です。

 大きさやボタンの押し易さは個人差や好みが大きく影響する部分ですが、自分としては特に問題無い感じです。
 購入前から小さいのが気になっていたABCDボタンも、特に使い辛い印象はありません。

 気になったところとしては、電源を切った後、再度電源を入れたり、スリープからの復帰時に、、赤と青に交互点灯する、ペアリング中になる割合が多い事ですね。
 電源を切って再度電源を入れるのを繰り返していると、接続が確立して赤点灯になるものの、何度か赤青交互点灯になる場合もあり、すぐに使えない事があるので、この点はストレスになります。
 気になるのはこれくらいで、使用中に接続が切れたりは今の所無く、安定はしています。
 これは後述の様に、Bluetoothアダプターとの組み合わせも有ると思うのですが、最近の製品であれば、実用にならない程安定しないと言う事は無い様に思います。

 メインで使っているデスクトップパソコンにはBluetooth機能がないので、USBのアダプター購入しました。

 試してみた範囲では発熱はほぼなく、TABMATEとの接続も安定していました。

 上の写真は一時期使っていたBluetoothアダプターです。

 マイクロソフトのBluetoothキーボードを、今回同様、Bluetooth可能の無いデスクトップパソコンで使いたくて買ったものの、発熱が大きく、キーボードとの接続も切れる事が多かったので、キーボード共々、すぐに使わなくなってしまった物です。

 試しにデスクトップパソコンに接続してみた所、パソコンに認識した時点で以前の通り発熱が大きく、常用は無理そうなのて、早々に取り外しました。

 私がBluetooth接続の入力装置があまり好きではないのは、このアダプターの経験の為なのですが、今回購入したUSBアダプターは発熱は殆ど無く、TABMATEとの接続も安定しているので、たまたまBluetoothアダプターが良くなかっただけで、別のUSB Bluetoothアダプターだと問題無かったのかも知れません。

 TABMATE自体には問題無いので、Bluetooth機能のあるパソコンとの接続が不安定なら、Bluetoothアダプターを幾つか試してみると良いと思います。