小型卓上ボール盤 ホーザン K-21 デスクドリル
ホーザン K-21 デスクドリルを購入しました。
開封、動作確認、アクリルブロックでな穴あけテストの様子をYoubuteに掲載しました。
原型製作や、レジンキット製作、DIYで、垂直に穴開けを行う機会は少なくないので、ハイキューパーツの垂直ドリルガイドや、SK11のドリルガイドキットSGK-6、ファンテックのドリルスタンド DS-20等を持っていて、普段は垂直ガイドを使いながら、マキタの電動ドリルで穴あけしていますが、ガイドを使って慎重に穴あけを行っても、穴が傾いてしまう事が少なくないので、 小型のボール盤は前々から欲しいと思っていました。
高儀 EARTH MAN ミニボール盤 BB-100Aと同等品の小型ボール盤を以前使っていましたが、小物の加工には向いていなかったので、ゴムベルトを使い切ったのを機に手放していました。
プロクソンのテーブルドリルはネットでの評判も良く、 マイクロクロステーブルと組み合わせると、精密な穴開けを行う事が出来るので、 10年くらい前から欲しかったのですが、2万円台前半と少々お高く、中古品も殆ど流通しておらず、有っても新品と変わらない値段だったので、購入に至りませんでした。
最近は、以前に比べると安くなり、ネット通販だと大抵は2万円を切り、16,000円台で購入できる様にもなっていたので、購入しようかと考えていた所、同等品と思しきホーザンのK-21が、アマゾンアウトレットでプロクソンのテープルドリルよりも安価に売られていたので、購入しました。
アマゾンのレビューを見ている限りでは、プロクソンと色が違うだけで、値段は高い物の、パーツの入手性は良いので、長く使うならホーザンの方が安心みたいですね。
懐が14cmと十分に深く、自分が作る様なフィギュアに使うアクリルベースの穴あけには、困る事はまず無さそうです。
把握できるドリル刃は6mmまでとなっいてますが、6.35mmの六角ビットが問題無く使用できました。
ボール盤としてはトルクが細めの機種らしいのですが、リューターのハンドピースに比べる圧倒的なトルクで、アクリルベースであれば2mmのドリルでも抵抗感がありません。
アクリルベースの穴あけには十分な性能でした。
安価なボール盤だと、1mmのドリルが、軸ブレとアクリルの粘り気のせいか、固定されてしまい、折れてしまう事も有りましたが、K-21をテストした限りでは、そういう不安感は無く、すっと開けられました。
WAVE ワンタッチピンバイス用のドリル刃が長さが丁度良く、細い六角軸なので、チャックへの着脱が容易です。
安全対策に、中間スイッチ付きの延長コードを使っています。
30mmのストロークも十分です。
ストッパーを上手く使えば貫通させないギリギリの穴あけが可能です。