データの保存には外付HDDやSSDを

 パソコンは壊れる時は壊れるので、パソコンに内蔵されている記憶装置にだけ作品や作業データを保存しておくと、故障と共にデータが永久に失われてしまう場合があります。
 これを回避するのが外付けHDDSSDです。
 ブルーレイディスクSDカードでもデータの総量が小さい内は十分に使えるのですが、すぐにそれでは追い付かなくなると思います。
 パソコンに内臓するHDDやSSDを自力で増設出来るのであれば、内臓HDDを増やす手もあるのですが、確率は低い物の、内蔵ドライブはパソコン本体と一緒に故障してしまう場合があります。
 最近だとSSDの価格が低下しているので、予算が許すのであればSSDでも良いでしょう。

 HDDやSSDは基本的に消耗品で、高価で信頼性に対する評判が高い製品でも、故障する時は故障するので、複数のドライブに保存しておいた方が良いです。自分はシステムドライブとは又別のパソコン内蔵HDDに作品や作業データと、環境設定用のファイルを保存していて、これを3台の外付HDDにもコピーして保存しています。

 RAIDやNASはHDDが健全でも、ケース側が壊れた場合、復旧が困難であったり、不可能な場合もあるので、私はお勧めしません。

 当初は3台のUSB外付けHDDを使っていたのですが、USBケーブルや電源ケーブルがそれぞれに必要で、配線が面倒な事になっていたので、USB外付けHDDの中身を取り出して、裸族の集合住宅に入れ、電源とUSBケーブルを一本化しました。
 4台のHDDでUSB3.0をシェアするので、転送速度は速度は遅い物の、パソコン本体内のHDDに保存した作品データを複製保存する分には支障有りません。将来的にデータの規模が大きくなって待ち時間が長くなる様であれば、裸族のカプセルマンションの様に転送速度が高速なUSB3.1に対応したケースに買い替えたいと考えています。