粘土や粘土パテをこねる機械
ファンドやスカルピーを練ったり、エポキシパテを混ぜ合わせるのは結構大変です。
まとまった時間が有っても、手の疲れに作業が制限されてしまいます。
これを解決したいと思い、以前導入したのが電動パスタマシンです。
それ以前から、2000円位で買える、安価な、手回しのパスタマシンを使っていて、それでも随分省力化は出来ていたのですが、これが電動化すればもっと快適だと思い、値段は数倍するものの、思い切って購入した物です。
アトラスモーターは電動パスタマシンの中では最廉価の商品で、安全性が求められる家庭用なのもあってか、粘土類を塊のまま加工できる様なパワーは無いので、ある程度細かくして、手で押し込んでやる必要はありますが、押しつぶす動作をしなくても良く、手の疲れで造形が止まる事がなくなったので、導入時はとても助かりました。
手動のパスタマシンではエポキシパテやスカルピーで使っていましたが、電動パスタマシンを購入した時は、ニューファンドを造形の主材料に使っていたので、それ程汚れていません。
エポキシパテの場合、ローラーにワセリン等を塗ってこびりつかない様にしても、使っていく内に、ローラーや各所にエポキシパテが少しづつ付着して行くので、同じ物を長く使おうとすると、手入れをしっかりしてやる必要があります。
手入れの手間を考えると、本体は使い捨てくらいの感覚で使う方が良いかも知れません
ローラー同士の隙間を調整して、厚みが変更できます。
そのまま使える程の精度はないものの、少しの手間で均一な厚みの粘土が作れるのも便利です。
隙間は小さいので、手が巻き込まれる心配が有りません。
机に固定する為のクランプも付いていました。
手回しの為のハンドルも付いています。
手動パスタマシンを、簡易的に電動化した物だと思います。
動作の様子を収めた動画をYoutubeに投稿しました。
動作音はそれなりにあるので、真夜中に壁の薄い集合住宅で使用するのは厳しいかもしれません。
購入当初は、価格の割に、動作音の安っぽさや、パワーの無さに落胆しましたが、使っていく内に、モーターの恩恵を体感出来、価格なりの働きはしてくれます。