3Dモデリングテクニック通信講座
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3Dモデリングと言っても、CGとは全く関係ない、模型製作の通信講座です。
東京ホビーセンターが1989年頃から十年以上に渡り、広告を色々な模型雑誌に掲載していたので、広告を見た方も多いと思います。
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こちらは手元にあった、ホビージャパン2002年7月号に掲載されていた広告。
造形だけでなく、電子工作やディオラマ(ジオラマ、情景模型)の講座も行われていたみたいです。
上のツイートの様に、遅くとも1989年(平成元年)から模型雑誌で受講生を募集していた様です。
作例を作った方のツイートもありました。
教材一式を入手できたので、開封動画を撮影してみました。
内容的にはボリパテとファンドを使った造形向けの講座でした。
テキストや教材が考案されたと思しき1980年代後半には、今の様に、ウェーブのエポキシパテ軽量タイプや、スカルピー、ニューファンドと言った使い勝手の良い素材はなかったと思うので、取れる選択肢が少なかったのだと思います。
入手した教材一式は、2000年に受講した時の物だそうで、現在でも販売されている物が多く含まれているのが印象的でした。
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テキストは4冊組。
揮発したパテの溶剤が染み込んだ様です。
テキストの内容は法律と道義的な理由から紹介出来ませんが、30年前の物なので、時代遅れの所もありますが、普遍性のある内容が大半なので、今でも参考にはなとる思います。
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執筆、指導は小田雅弘さん。
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小田さんはHOW TO BUILD GUNDAM2の作例が印象的でした。
Kindleで電子書籍化されています。
受講経験のあるMINEの勝嶋康一さんに話を聞た時には、
「スパチュラが便利だけど、どこにも売ってない。」
と言う話で、講座の内容に付いてはあまり語ろうとしなかったので、そんなに良い印象では無かった感じだったのですが、当時なりではあるものの、想像よりは随分しっかりした内容でした。