沖田総司(水着) SB4黒鈴小径

 スマホゲーム、Fate/Grand Orderで2019年の夏に開催された、「見参!ラスベガス御前試合〜水着剣豪七色勝負!」から実装された、沖田総司の水着姿を立体化しました。

 水着姿の沖田さんのクラスはアサシン、入手方法はイベント限定召喚しかありませんが、星4なので、星5だったセイバークラスの沖田総司に比べると入手は容易だった様です。

 2019年の12月に東京ビッグサイトで開催された、トレジャーフェスタの後継イベント、キャラクターズフェスタ in 有明1や、2020年2月に幕張メッセで開催されたワンダーフェスティバル2020[冬]向けに作っていた物の、今迄の中では規模が一番大きなキットとなった為、中々販売には至らす、実際に販売できたのは、2021年8月に開催されたトレジャーフェスタ・オンライン4(「SB4黒鈴小径 TFO4に参加します」を参照してください)となりました。

 2021年10月9日に開催されたワンダーフェスティバル2021[秋]代替イベント、ワンフェスオンライン(「ワンフェスオンラインに参加します。」を参照してください。 )でも販売しました。

 写真の完成品は、10月中旬に作った物を11月に入ってから手直しした物です。

 ZBrushでデータを作って、Formlabs Form2で出力した物を原型に、レジンキャストキットを作りました。
 写真はレジンキャストキットに塗装、組み立てを行い、完成させた物です。

 塗装に付いてはガレージキットの塗装方法も参考にして下さい。

 下地塗装はモデラーズのマルチプライマーイージーペインターで塗布した後、肌色部分のあるパーツははMr.スーパークリアー半光沢、それ以外はMr.フィニッシングサーフェイサー1500 ホワイトで行いました。

 色は基本的にクレオスのMr.カラーシリーズをエアーブラシで塗りました。

 肌色はラスキウス04クリアペールオレンジと、01ホワイトピーチを使いました。

 目はマスキングして肌色を塗装して白目部分はキャスト素材の色です。
 白目部分のシャドーは肌色を塗る前にMr.カラー34スカイブルーをエアーブラシで上半分に塗っています。
 かなり細かい細噴きとなるので、エアーブラシはクレオスのMr.エアーブラシ カスタムグレード0.18 PS771を使っています。
 PS771は以前記事にしたPS770の後継モデルです。

 写真では単なる黒にしか見えない、鞘の黒い部分は、ガイアノーツのプリズムブルーブラックで塗っています。自分の使ったプリズムブルーブラックはイベントで限定販売されたものですが、現在は一般販売が行われています。

 目や睫毛、眉毛、口はガイアノーツのエナメル塗料の筆塗です。

 完成品は色がくすんで見えがちな会場の照明を考慮して、髪の毛の色はゲーム等のイラストよりも彩度が高い鮮やかな色で塗りました。

 各部の金色はクレオスのMr.スーパーメタリックの新色、207スーパーリッチゴールドで塗ってみました。

 撮影には銀一オンラインで購入した背景紙、アトモス マリンを使いました。
 グラデーションペーパーと異なり、普通の紙なので、水に弱かったり、簡単に曲がり過ぎたりするものの、安価で、丁度良いサイズで、使い勝手は良好でした。

 ジェットパックは、生命維持装置でもあるので、取り外しができない設定です。
 ジェットパックが描かれていない水着姿もありますが、光学迷彩的な物で見えないだけ言う設定の様です。

 原型のForm2の出力品。
 原型の製作で大変だったのは、髪の毛でした。
 髪の毛は今まで作った中ではもっともパーツ数が多くなりました。
 髪の毛程ではないものの、ジェットパックやマフラーもそれなりに大変でした。

 ポーズや撮影場所の都合で、原型用の3DCGデータのイメージ画像や、現物を見た時よりも、写真では頭が大きく、下半身が小さく写っています。

4件のピンバック

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