自作真空脱泡機 捕足説明

 2020年10月27日に注文したNW25ベローズ(蛇腹)が12月9日になってようやく届きました。
 真空槽と真空ポンプの継手の高さは合わせているものの、真空ポンプと真空槽のゴム足の沈み具合の違いで微妙に高さが合わなくなる事もあると思うので、多少でも柔軟性のあるベローズでの接続を行おうと、当初から考えていました。
 これでやっと当初の構想通りになりました。

 真空ポンプの性能を数値で表記するのを忘れていたので、ここに記載しておきます。

 タスコ TA-150RC 60hz時 154L/min 50hz時 128L/min
 タスコ TA-150XX 60hz時 270L/nim 50hz時 225L/min
 エドワーズ RV12 設計排気速度 60hz時 283.3L/min 50hz時 236.7L/min
         実行排気速度 60hz時 236.7L/min 50hz時 200L/min

 タスコの排気量がエドワーズの設計排気速度なのか、実行排気速度なのかは分かりませんが、TA150XXとRV12ではRV12の方が排気速度が速い様なので、多分タスコの排気量はエドワーズの設計排気速度なのではないかと思います。

 シリコーン型を作る時は硬化時間が早くないのもあって、排気速度は重視されませんが、レジンキャスト複製ではレジンの硬化開始が早いので、排気量や排気速度は重要です。

 浅井真紀さんのブログによると150L/minの真空ポンプが良いとされているので、私は150L/min以上を目安に、セールで安かったTA150RCを購入しました。

 TA150RCは27cmの寸胴を使った真空槽では十分実用的でした。

 TA-150RCを2年くらい使った時点で、排気量が60hz時で210L/min(50hz時では185L/min)のTA-150RDの購入を考える様になり、調べていたら、TA-150RDよりも安価で性能の良いTA-150XXの中古品を見つけ、RV12の購入まではTA-150XXを使っていました。
 TA-150XXは廃版品らしく現状でのタスコの最上位モデルはTA-150RDとなる様です。

 排気量や排気速度は真空槽内の空気が希薄になっても変わらない物らしく、15L程度の真空槽に30L/minの真空ポンプを使えば30秒で到達真空度になると言う訳でない様です。
 27cmの寸胴を使ったおおよそ17L程度の真空槽に、280L/minのTA150XXを使っても、真空計の針が振り切れて到達真空度に達するまでは、25秒程度掛かります。

アマゾンで売られている様な真空脱泡機のセット品に付属している真空ポンプは、レジンキャスト複製で使うには性能が十分では無い事が多い(BACOENG 3.6CFM一段式真空ポンプだと101L/minくらい)ので、セット品ではなく、真空槽と真空ポンプは別々に購入すると良いと思います。

 真空槽の余分な隙間に、水を入れたペットボトルや、発泡スチロール等、詰め物を入れてると真空槽内の体積が減り、その分抜く空気も減るので、より早く真空計の針が振り切れます。

 真空槽と真空ポンプを繋ぐホースは出来るだけ太く、短い方が良い様です。
 真空槽から真空ポンプへの空気の通り道が細く、長くなると、空気の抜けが悪くなる様です。
 エアブラシやエアツールに使うコンプレッサーの圧縮空気の場合は、大量の圧縮空気を消費する物を使わない限り、細くなっても問題になる事は無いのですが、真空は勝手が違いますね。

 排気に含まれるオイル対策には、去年の冬くらいまでは純正マフラーに水道ホースが取り付けられる様に改造した物を使っていました。
 オイル自体は有害な物ではなく、洗剤で洗えば落ちるので、据え置きで屋外排気ならこれでも十分だと思います。

 2019年にオイルフィルターを取り付けたのは、3年近くの使用でホース内にオイルが溜まったらしく、真空脱泡機を移動させる際にホースを取り外すと、無視できないオイル漏れが起きた為です。
ホースだけ交換しても良かったとは思います。

 TA-150XX純正マフラーは値段が高いので、2020年4月にオイルフィルターを交換した時には、ネジ径がG3/4のオイルキャップに1/4PTのネジ穴を開けて使いました。

 マフラーのサイズは異なるものの、TA-150RCのマフラーのネジ径はTA-150XXと同じでした。

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 コントロールボックスやスイッチ部分の穴開けには、アマゾンで購入したセット品のステップドリルを使っています。
 今使っている物は六角軸には対応しないので、六角軸に対応する物を買い足したいと考えています。

 自作真空脱泡機の捕足説明は以上です。
 何か思い出したら追記したいと思います。

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